■簡単なあらすじ
青春漫画の旗手が贈る思春期の眠れない夜。『富士山さんは思春期』『猫のお寺の知恩さん』で一瞬のきらめきのような思春期を描ききったオジロマコト最新作は、能登を舞台に描かれる“眠れない”高校生の思春期の夜。不眠で悩む男子高校生・ガンタは同じ悩みを抱えるイサキと出合い、放課後に学校の今は物置になっている天文台で、つかのまの眠りと、秘密を共有するという不思議な関係が始まる…… 読めば明るく笑えて、そして彼らと一緒に心地よい眠りに誘われます。そしてまっすぐに、男の子と女の子の、友達から恋愛への初々しさを描きます。<あなたの眠れない夜にも、きっと意味がある>日本人の4人に1人は睡眠障害を抱え、10代の不眠症も急増していると言われる現代、くたびれているのに眠れない、つらくながい夜に「もうひとりぼっちじゃない」と言ってくれる作品です。※インソムニア=不眠症
■おすすめポイント
たいていの人がたいがいな思春期を送り、たいした恋愛もせず、大人になる。
この漫画には理想の思春期があって、その理想の世界に没入できる。
現実に飽き飽きした方、必見です。
『富士山さんは思春期』や『猫のお寺の知恩さん』などの作品で知られる「オジロマコト」先生による新規作品です。
不眠症(インソムニア)に悩む男子高校生が、ふと校舎の一角で同じく不眠症の女子高生の同級生と出会い、同じ悩みを分かちい合いながらこの場所を「安眠の地」として気に入るようになります。
同級生とは言え一種の「ボーイミーツガール」の展開で、相変わらずオジロマコト先生的なほのぼのとしたラブコメが繰り広げられます。
不眠症に悩みつつも、お互い寄り添うと何故か眠れるなんて、何とももどかしい設定ですねw
これはもうその後の展開も読めちゃうじゃないですかw
オジロ先生は『富士山さん』とか『知恩さん』でも、主人公とヒロインの関係性は絶対で周囲から付け入る隙がない様な漫画を描かれるので安心して読むことができます。
最近流行のハーレムものや、三角関係や四角関係などの作品より個人的に大好きですw
まだ「同じ不眠症という悩みを分かち合った」までの二人でそこまで近しい間柄ではないですが、「一緒に居ると気持ちよく眠れる」という事実から徐々に関係性が深まって行きそうですね。
楽しみに続きを読みたいと思います。
■読んでみる
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