かつてこの世の全てを手に入れた男、〝海賊王〟ゴールド・ロジャー。彼が遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、幾多の海賊達が覇権を賭けて争う「大海賊時代」が到来した。「東の海(イーストブルー)」のフーシャ村に住む少年モンキー・D・ルフィは、村に滞在していた海賊”赤髪のシャンクス”と親しくなり、海賊への憧れを募らせる。ある日ルフィは「ゴムゴムの実」という悪魔の実を食べ、一生泳げない体になる代わりに、全身が伸び縮みするゴム人間となった。それからしばらくして、ルフィはシャンクスを貶める山賊たちから怒りを買い、海に投げ込まれてしまう。溺れかけ、巨大魚に食われそうになったルフィを、シャンクスは片腕を犠牲にして助け出した。ルフィは、村を去る間際のシャンクスからトレードマークの麦わら帽子を託され、将来立派な海賊になって再会することを約束する。
■おすすめポイント
悪いヤツがいて主人公が仲間と共にそれを倒す。冒険をして色んな出会いを経て、そこに生まれる感動のドラマ。
このへんの「わかりやすさ」というのが、多くの人に受け入れられる要因だと思います。
「お涙頂戴が見え見えで感動できない、薄っぺらい」という批判もありますが、、、それは素直に読めない読み手に問題がある気がします。
長いストーリーの中で、随所に盛り込まれた設定、大量に張られた伏線、そしてそれを回収する上手さ、どれをとっても素晴らしいです。
伏線が上手い=後付けしまくりということですが、問題は如何に綺麗に後付けるかです。序盤で謎だったことが後で明かされる度に、ものすごいインパクトがあります。コマ割りやセリフなどの演出も一役買ってます
週刊連載という立場上、ストーリーが行き当たりばったりというか、先のことを考えずに、適当に描かれるマンガがたくさんあります。逆に人気があるからといって作者が自由に完結させてもらえず、引き伸ばされた結果グダグダになるマンガもあります。
その点、「ONEPIECE」は、作者があらかじめ完結まで構想を練られた上で連載が開始され、先の見通しをきちんと持って描いています。最初の構想より長くなっているようですが、それは描きたいことを詰め込んでいたら長くなったというだけで、無理な引き伸ばしではないようです。作者曰く「魚人島(主人公たちの次の目的地。まだ当分行けないけど)でようやく半分(主人公の最終目的地まで)」らしいです。
なので、今後面白くなくなる、劣化するといった心配がないんです。
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