【青のオーケストラ】この漫画どこが面白い？おすすめポイント紹介！

■簡単なあらすじ
■おすすめポイント
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■簡単なあらすじ

とある理由でヴァイオリンを弾くのを辞めた元・天才少年、青野一（あおのはじめ）。中学３年の秋、一人の少女と　高校のオーケストラ部と出会い、止まっていた彼の時間が動き出す――　音と音、心と心が繋がっていくアンサンブル青春ドラマ、開幕。

■おすすめポイント

・キャラクターみんなを応援したくなる青春音楽漫画

なぜ主人公はヴァイオリンが弾けなくなってしまったのか、謎が残されていてとても続きが気になります。

天才的な技術を持っていながら弾けなくなってしまった主人公。

下手でも自分なりに目標に向かって練習に励むヒロイン。

ヒロインの影響を受けて、ヴァイオリンをまた弾き始める主人公、みんなを応援したくなる青春音楽漫画です！

・キャラクターたちを通して、高校のオーケストラ部を体験しているようで、とても楽しい

著者が楽器奏者じゃなさそうなのですが、そこがいい感じに働いています。
というのも、まず正直、音や音楽自体に関しては、マンガで表そうとすること自体、無理がありすぎるんです。
編集や背景エフェクトでがんばっても、抽象的にしか伝わってきません。
その点、青のオーケストラは、｢音楽｣部分には、あんまり焦点を当てていません。
それよりも、音が、その状況やキャラクターの心境に対して、どう働いていくか、どんな歴史の上に
奏でられているのか、といったことに焦点が当たっています。楽器奏者であればわかる、音楽を純粋に楽しむ気持ちと、周りからの評価や人間関係などの錯綜や、
それらがそれぞれのバランスで混在するキャラクターたち。
それぞれの性格や、これまでの人生、そこから紡がれる、意味のある音、
それらがオーケストラ、という場で、音楽が好き、という人たちが終結して、混ざりあっていくストーリーです。そんなキャラクターたちを通して、高校のオーケストラ部を体験しているようで、とても楽しい作品です。