【あやかしトライアングル】この漫画どこが面白い？おすすめポイント紹介！

■簡単なあらすじ
■おすすめポイント
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■簡単なあらすじ

人に害をなす妖を祓うことを生業とする祓忍（はらいにん）の風巻祭里（かざまきまつり）は、幼なじみで妖から好かれやすい花奏（かなで）すずを陰ながら守っていた。そんなすずに目を付けたのは見た目はネコだが、妖の頂点に君臨し続けるシロガネという妖で…!?

■おすすめポイント

・爆発力が無いのではない。これはタメなのだ

本作の欠点として挙げられるポイントとして、「爆発力がない」「安定しているだけで面白みがない」というものがあります。

7確かに他の漫画に比べて所謂「どんでん返し」は少なく、読者によっては平坦とも取れてしまうかもしれない展開が続いていることは否定しようもありません。その中でもきっちり（少年誌に許される範囲で）ファンサービスで目を惹きつつ安定感を感じさせる工夫は凝らされているので、私としては満足してます。

しかし、コミックスにはまだ載っていない部分まで読んでいる人間からすれば分かる通り、すずの設定は話を増すごとに重く、波乱を予期させるものであることが開示されつつあります。また人間関係に主軸を置いて見れば、決して地味などではなく、むしろ落ち着いた速度で丁寧な描写を重ねて構築を進めています。
　いわば、これは長めの「タメ」です。

・安心と進化を感じるお色気少年マンガ

矢吹先生の「ToLOVEる」も勿論好きですが、個人的には「BLACK CAT」や「邪馬台幻想記」の方が好み。
そんなファンには嬉しい作品です。

黒髪清純で中身がちょっぴりハレンチなヒロインと、銀髪巨乳で派手なギャルっぽい美少女になってしまう主人公（中身硬派）のバランスがとても好きです。

矢吹先生もコメントに書かれている通り、ニッチな題材だとは思いますが……だからこそ、刺さる人にはぶっ刺さる作品だと思います。