■簡単なあらすじ
泥門高校1年・小早川瀬那。気弱な性格が災いし、幼き頃よりパシリ人生を送ってきた。だがそのおかげで(?)ズバ抜けた俊足を持つ瀬那は、悪魔のごとき男・ヒル魔によりアメフト部へと引きずり込まれるが!?
■おすすめポイント
パシリだった足だけ速い貧弱な少年がアメフトの世界に拉致…
いや、最初は拉致に等しいが、だんだんとひきこまれ、大きく成長していく話です。
主人公の成長譚してだけのおもしろさだけでなく、
アメリカンフットボールの面白さ、魅力も存分に伝えてくれています。
仲間、敵ともに個性派がそろい、かなり面白いです。笑いもしっかり用意されています。
狙いすぎたところがなく、「自然と」泣ける場面もあり、油断しているとやられます。
1巻は、主人公セナが「アイシールド21」としてデビューし、
デビルバッツが公式戦初勝利をする場面までが描かれます。
ルールも知らないため、タッチダウンする場所とは逆に走るセナ。
しかし、そのあとの爆走がものすごい!!
土煙の中から現れるアイシールドの大ゴマ、かっこよいの一言に尽きます。
見せ方が非常に上手いのです。
『ヒカルの碁』が終わってから新刊を楽しみに待つマンガがなくなっていた。そんな時に出会ったのが『アイシールド21』。
笑い、感動ありのアメフト漫画である。日本でメジャーといえないアメフトをここまで面白く描いてあるのは素晴らしい!
主人公のセナは幼少時よりパシリ人生を歩んできた気弱な少年。高校入学をきっかけに自分を変えようとするものの、
早速に不良連中(しかも同学年)にからまれ大ピンチ。パシリで鍛えられた足の速さを生かし、窮地を切り抜けるが、
それを目撃していたヒル魔によってアメフト部に強引に入部させられてしまう。
全くの素人が数日後の試合に出場させられるのだが、次第にアメフトに惹きつけられていく…。
個性の豊かすぎる登場人物、テンポのよいストーリー運びで、アメフトなんか全然知らなくても楽しめる。
主人公のセナと一緒にアメフトのルールや作戦を少しずつ理解できるはず。また、分かる人が見れば1コマの描き込みから、
どんなプレーが選択されているのか推察できるので、初心者とはまた別の楽しみ方があるはずだ。
実際私はアメフト初心者(何回か試合は生で見たことあり)、パートナーは学生時代からアメフトを観戦し続けて来た”通”だが、2人とも楽しんで読んでいる。
■読んでみる
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